こんにちはー!ニアです。
今回はWindows 10にアップデートしたばかりである、私のノートPC(富士通 FMV LIFEBOOK SH76C(以下、FMV S76C))のストレージを、HDDからSSDに換装した時のお話です。
1. SSDは何にする?
今回購入したSSDはMicronのCrucial BX100です。容量は500GBでお値段は2万円強と、コストパフォーマンスがよいです。
FMV S76Cに元々入っているHDDは640GBあるので、最初はそれより大容量の1TBを検討していましたが、Windows 10にアップデートした時点で220GB程度しか使用していないのと、HDDの中身を整理すれば使用容量を削減できるので、500GBでも足りるはず。
2. さあ、SSDに換装するぞ
2.1. SSDにデータを移行
SSD換装で必要なものは以下の5点です。
- SSD(Micron Crucial BX100)
- 7.5mm → 9.5mm変換スペーサー(SSDに付属)
- HDD / SSDケース(Marshal 2.5インチSATAハードディスクケース MAL-3825SBKU3)
- データ移行ソフト(AOSテクノロジーズ ファイナルハードディスク/SSD 入れ替え 15 プラス)
- 精密ドライバー
ノートPCで使われる2.5インチのHDDには厚さが7.5mmのタイプと9.5mmのタイプと2種類あります。FMV S76CのHDDの厚さは9.5mmタイプなので、SSDにスペーサーを取り付けます。
Crutialの場合、スペーサーを両面テープで貼り付けます。
次にSSDをケースの中に入れて、ケースに付属のUSBケーブルでPCに接続します。
PCに接続したら、ファイナルハードディスク/SSD 入れ替え 15 プラスを起動し、HDDの中身を丸ごとSSDにコピーします。
待つこと8時間(移行元はHDDな上に、SSDが入っているケースにはUSB2.0接続なので)・・・、データの移行が完了しました。データの移行は時間がある時に行った方がよいですね。
2.2. HDD → SSDに入れ替え
データを移行したら、PCの電源を切り、バッテリーを取り外します。
さて、FMV S76CのHDDの場所ですが、下の画像から見て右下のカバーの中にあります。
そのカバーにある3本のネジを精密ドライバーで取り外します。
上の2本は簡単に取り外せましたが、下の1本がとても固かったです(汗)
なんとかネジを取り外すことができ、いよいよカバーを開けるのですが、カバーの下側だけでなく左側にも小さなツメが付いているので、開けるのに少しコツがいります。
とにかく固い・・・、でも無理は破損の原因なるので、焦らず慎重に作業しましょう。
カバーを開けると、HDDが現れます。FMV S76Cではマウンタがなく、HDDに2本黒いゴムバンドが付いており(おそらく防振対策)、金属製のSATAコネクタで接続されています。
画像の右にあるのがFMV S76CのSATAコネクタです。取扱いは慎重にね。
HDDを取り出し、SATAコネクタをSSDに接続して、ゴムバンドを取り付けます。そしてSSDをドライブベイに取り付けます。
ちなみに、FMV S76Cに入っていたHDDはWestern DijitalのWD6400BPVT – 16HXZT1(640GB)です。
SSDを取り付けたら、カバーを閉めてネジ止めをし、バッテリーを取り付けたら換装完了です。
早速、Windowsを起動だ!
3. SSDに変えてみて・・・
HDDからSSDに換装すると、Windowsやアプリの起動が劇的に速くなりました。例として、
- Windowsの起動時間が約2分30秒 ⇒ 約25秒に
- WordやExcelの起動時間が約30秒 ⇒ 約1~3秒に
- Visual Studioの起動時間が約1分 ⇒ 20秒に
またWindowsを再起動すると、HDDの時は5分以上もかかったのですが、SSDでは1分前後で完了しました。これなら、Windows Updateが苦にならなくて済みます。
CrystalDiskMark 5.0.2で測定してみると、シーケンシャルリード / ライトは6倍以上、4Kのランダムリード / ライトは45倍以上高速になりました。(ぱないの!)
※FMV S76CのSATAはバージョン3です。
このPCは使い始めてから4年と数か月になりますが、まだまだ現役で頑張れそうです。
それでは、See you next!
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