皆さん、こんにちはー!シアです☆
今回は前回作成したVPSを起動して、ユーザーアカウントの追加していきます。
今回からはミョウガさんも登場しますよ~!
Hello~!ミョウガです♪
Linuxのサーバーは初めてだけど、シアたんと一緒に頑張りますっ!
よろしくねー!
Linuxのサーバーは初めてだけど、シアたんと一緒に頑張りますっ!
よろしくねー!
目次
1. VPSを起動しよう
まずは、作成したVPSを起動してみましょう。
コントロールパネルからVPSのラベル名をクリックします。
コントロールパネルからVPSのラベル名をクリックします。
すると、VPSのコンソール画面のページに移動します。
コンソール画面をクリックすると、コンソール画面が表示されます。
「login:」が表示されたら、管理者用のアカウント名「root」を入力します。PasswordにはVPSを作成する時に設定したrootパスワードを入力します。
test login: root
Password: [rootパスワード]
ログインに成功すると、以下の文字列が表示されます。
これで、サーバーにコマンドを入力して操作することができますよ。
1.1. コマンドを入力してみよう
試しに、現在の日時を表示する「date」コマンドと現在の月のカレンダーを表示する「cal」コマンドを実行してみましょう。
date
Sat Apr 9 14:12:43 JST 2016
cal
April 2016
Su Mo Tu We Th Fr Sa
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
※ブログ上では表示がズレていますが、コンソール画面ではきちんと並んでいます。
Wow!Linuxでは、calというたった3文字だけでカレンダーが表示されるんだね!
// 一昨年、プログラミング生放送主催の「カレンダープログラミング プチコンテスト」に参加した時に、
// ミョウガさんが書いたコード
open System;DateTime.Now|>fun n->(n.AddDays(float(1-n.Day)).DayOfWeek|>int,DateTime.DaysInMonth(n.Year,n.Month))|>fun(p,l)->[for d in -p+1..l->if d<1 then" "else sprintf(if(d+p)%7=0||d=l then"%3d\n"else"%3d")d]|>Seq.iter(fun d->printf"%s"d);0
もうあれから1年半・・・、懐かしいな~。
1.2. VPSからログアウトしてみよう
ログアウトする時は、「logout」コマンドを実行します。
logout
※ConoHaのブラウザ版コンソール画面では、ログアウトすると、ログイン画面になります。
2. root以外のアカウントを作ろう
さて次は、普段使い用にアカウントを1つ作っておきましょう。
えっ、デフォルト用意されているrootアカウントじゃダメなの?
rootアカウントは管理者特権という最強の権限を持っていて、システムのあらゆるリソースにアクセスしたり、設定を行ったりすることができますが、操作ミスや外部からの乗っ取りによってシステムに重大な被害を与えてしまうリスクがあるのです。
なので、普段はroot以外のユーザーアカウントでログインして、必要な時にsudoコマンドで管理者権限で一時的に得て実行していきます。
なので、普段はroot以外のユーザーアカウントでログインして、必要な時にsudoコマンドで管理者権限で一時的に得て実行していきます。
あ、sudoは使ったことがあるよ。apt-getコマンド(※)でよく使ってた!
※パッケージ管理システムからアプリをインストールする時のコマンドです。
2.1. ユーザーを追加しよう
まず、「adduser」コマンドでユーザーを追加しましょう。
ここでは「xiia」としますね。
ここでは「xiia」としますね。
# adduser [追加するユーザー名]
adduser xiia
ユーザー名を追加したら、「passwd」コマンドを実行し、新しいパスワードを2回入力します。
# passwd [パスワードを設定したいユーザー名]
passwd xiia
New password: [新しいパスワード]
Retype new password: [新しいパスワード(New passwordで入力したものと同じ)]
passwd: all authentication tokens updated successfully.
これで、追加したユーザー名とパスワードでログインできるようになりました。
早速、追加したユーザーでログインできるかどうか確認してみましょう。
早速、追加したユーザーでログインできるかどうか確認してみましょう。
test login: xiia
Password: [パスワード]
2.2. sudoコマンドが利用できるようにしよう
今度は、先ほど作ったユーザーでsudoコマンドを使用できるように設定しましょう。
まずは、rootアカウントでログインして、usermodコマンドで先ほど作成したユーザーを「wheel」グループに追加します。
まずは、rootアカウントでログインして、usermodコマンドで先ほど作成したユーザーを「wheel」グループに追加します。
# usermod -G [追加先グループ] [追加するユーザー]
usermod -G wheel xiia
次に、visudoコマンドでsudoの設定ファイル(/etc/sudoer)の編集をします。
visudo
「## Allows people in group wheel to run all commands 」下にある「# %wheel ALL=(ALL) ALL」から先頭の「#」を取り除きます。ちなみに「#」はコメントアウトです。
## Allows people in group wheel to run all commands
# %wheel ALL=(ALL) ALL
# ↓ 先頭の「#」(コメントアウト)を取り除きます。
## Allows people in group wheel to run all commands
%wheel ALL=(ALL) ALL
あれ、バックスペースを押しても、#が消えないんだけど?
今ミョウガさんが使っているのは「vi」というテキストエディターで、
・カットやコピー&ペーストなど、コマンドを入力する「コマンドモード」
・ファイルの中身を編集する「編集モード」
の2つモードがあります。起動直後はコマンドモードになっていますので、ファイルの内容を編集するには「i」キーを押して、編集モードに切り替えます。
また、編集モードからコマンドモードに切り替える時は「Esc」キーを押します。
・カットやコピー&ペーストなど、コマンドを入力する「コマンドモード」
・ファイルの中身を編集する「編集モード」
の2つモードがあります。起動直後はコマンドモードになっていますので、ファイルの内容を編集するには「i」キーを押して、編集モードに切り替えます。
また、編集モードからコマンドモードに切り替える時は「Esc」キーを押します。
編集できたよ!
えっと、保存する時はコマンドモードで「:w」、終了する時は「:q」と入力するんだね。
はい。ちなみに「:wq」でファイルを保存して終了することができますよ。
保存したら、2.1.で追加したユーザーでsudoコマンドが利用できるかどうか確認してみましょう。
保存したら、2.1.で追加したユーザーでsudoコマンドが利用できるかどうか確認してみましょう。
# adduserコマンドやusermodコマンドなどは、管理者権限が必要です。
adduser
-bash: /usr/sbin/adduser: Permission denied
# adduserのオプションの使用方法が表示されます。
sudo adduser
3. おわりに
今回はVPSを起動して、ユーザーを追加し、そのユーザーからsudoコマンドで管理者権限で実行できるように設定をしました。
次回はターミナルソフトを使って、リモートログインしていきたいと思います。
それでは、See you~☆
次回はターミナルソフトを使って、リモートログインしていきたいと思います。
それでは、See you~☆
参考サイト
シアたんとミョウガのサーバー乗り換え大作戦!の記事一覧
おまけ
シアたん、sudoコマンドの由来って何?
もしかして、”スドウ”さんかな?
もしかして、”スドウ”さんかな?
sudoは「Superuser do」の略です。
“スドウ”さんじゃないですよ・・・(汗)
“スドウ”さんじゃないですよ・・・(汗)